no.10

正確性、スピード、ロジック、アートで、
お客様の期待を超えるインテリアを。
正確性、スピード、
ロジック、アートで、
お客様の期待を超えるインテリアを。

KANON YAMAZAKI

2020年キャリア採用入社 / 営業部 インテリアコーディネーター

山崎 花暖

医療事務 →
オープンハウス・アーキテクト

床材や壁材、キッチンやお風呂、照明や設備機器など、内装全般のインテリアをトータルコーディネート。

医療事務としてキャリアをスタート。
毎日100人以上の
患者様の対応をミスなく遂行。
医療事務としてキャリアをスタート。
毎日100人以上の
患者様の対応をミスなく遂行。

社会人としてのスタートは、皮膚科や小児科を含む総合クリニックでの医療事務でした。毎日100〜200人の患者さんが訪れる比較的規模の大きな病院でした。

医療事務の仕事は、受付、会計、カルテの整理、処方箋のチェックと発行、調剤補助など多岐にわたり、正確性と迅速性が求められので、分刻みのマルチタスクが必要になります。

地域に密着した総合クリニックだったため、多くの患者とのコミュニケーションがあり、やりがいのある仕事でしたが、一方で、「世に残る仕事」や、「誰かの役に立つ仕事」に携わってみたいという想いから、転職を決意しました。もともと建築やインテリアが好きだったこと、また異業界出身の若手が多く活躍しているという話を聞いて、オープンハウス・アーキテクトを志望しました。

お客様が求める「かっこいい家」とは
一体どんな家なんだろう。
お客様が求める「かっこいい家」とは
一体どんな家なんだろう。

入社後は、インテリアコーディネーターの部署に配属となりました。未経験であったため初めは戸惑いしかありませんでしたが、2ヶ月以内に独り立ちするという目標に向かって、慌ただしい毎日を過ごしました。

先輩とお客様との打ち合わせに同席し、完成現場やショールームについて回り、インテリアコーディネーターとしての意匠提案やトークの練習を毎日行いながら、足りない知識と経験を埋めていきました。そして2ヶ月後の卒業試験で見事に合格し、その次の日からお客様を担当することになりました。

初めてのお客様は、20代のご夫婦で、要望として「かっこいい家にしてほしいです」とだけ言われました。えっ…それだけ?と正直焦りました。お客様と打ち合わせできるのは1回2時間を合計3回まで。その間にお客様が納得されるコーディネートを提案する必要があります。

お客様が求める「かっこいい家」って一体どんな家だろう。限られた時間の中で、ご夫婦がお住まいになるエリアで、どういうライフスタイルをご希望なのか、仮説とともにイメージを膨らませていきました。最終的に、狭小住宅でも広く快適に過ごせる色合いや意匠を提案することができ、ご満足いただくことができました。

ロジックとアートの掛け算で、
お客様の期待を超えるインテリアを。
ロジックとアートの掛け算で、
お客様の期待を超えるインテリアを。

この原体験をきっかけとして、以来1ヶ月に4〜5組、年間約60組、これまで200棟以上のお客様を担当しました。正直、こんなに場数を経験させてもらえると思ってなかったですね(笑)。

医療事務の仕事と同じ、いやそれ以上に、正確性とスピードが求められると感じています。1つでもミスをしたら設計全体に影響が出ます。加えてここに最新のトレンドや技術を取り入れた意匠の提案品質や、対応における品質も求められます。

インテリアはロジックとアートの掛け算だと考えます。快適で魅力的な住宅や空間を作るには、基本の理論をしっかりと理解し実践することが重要です。この点は数学や物理学の世界に近いと言えます。そして、そこにアートが加わります。ロジックだけでは感動は生まれません。お客様に対して愛情を持ち、希望や想いを汲み取り、デザインや素材、カラーリングに反映させることで、お客様の期待を超えるものが生まれます。これまでに何度も、そうした瞬間を体験してきました。

医療業界から建築業界に思い切って転職して、今では本当に良かったと感じています。これからも、「世の中に残る仕事」や「誰かの役に立つ仕事」を突き詰めていきたいと思います。

※2023年3月時点のインタビュー内容です

PROFILE

営業部 インテリアコーディネーター/山崎 花暖

医療事務を経験後、オープンハウス・アーキテクトにキャリア採用入社。入社3年で200棟以上の意匠提案を経験。今後は、さらに設計として0→1をつくる仕事や、高価格帯・アッパー層向けのインテリアなどジャンルの幅を広げてキャリアやスキルを向上させることが目標。