no.04

自分起点ではなく、顧客起点で考える。
すべてのお客様に、自由設計を届けたい。
自分起点ではなく、
顧客起点で考える。
すべてのお客様に、
自由設計を届けたい。

YURI SATO

2022年キャリア採用入社 / 経営推進部 デザイン企画G

佐藤 百合

香港理工大学 →
オープンハウス・アーキテクト

デザインに特化した注文住宅・木造建築の企画を行う。月2~3棟ペースで新しいデザインを企画・開発を続けている。

アニメの世界の建築をつくろうと、
建築を学ぶことを決めました。
アニメの世界の建築をつくろうと、
建築を学ぶことを決めました。

父親の海外転勤をきっかけに、小学校から7年間を中国で過ごしました。もともと美術が好きだったことと、ジブリ作品の世界に登場する建築に興味があり、建築やデザインの教育に定評がある香港理工大学への進学を決めました。

大学では徹底してコンセプトワークを学びました。フィールドワークを通じて、香港の土地や地域を研究し、問題解決のためのアイデアを考えたり、様々なテーマに取り組みましたね。例えば、人々が水上で暮らす香港ランタオ島の小さな漁港・大澳(タイオー)では、過疎化が問題となっていました。そこで、若者が街で暮らし、外から人が集うためのリノベーションプランを企画。具体的には、ボートの形状の住宅が、経年で合体・変化していく住宅を提案しました。

大学の学びを活かそうと、また日本文化を1から勉強したいという想いから、日本に戻り、日本の建築事務所で、建築設計の仕事に就きました。日本は特に自然と建築のつながりを大切にしているなど、文化の違いを学びましたね。

建築の基礎が学べて、
デザインの自由度が
求められる会社へ。
建築の基礎が学べて、
デザインの自由度が
求められる会社へ。

しかしながら、就職した建築事務所は、わずか1年で退職することに。世界的にも有名な建築家の方が立ち上げた事務所で、手がける建築はいずれも建築難易度がとても高く、まだまだ基礎から学ぶ必要のある自分には経験とスキルが足りませんでした。徹夜が続き、体調を崩したこともあり、転職を決意しました。

建築の基礎を学ぶことができて、かつ、デザインの自由度が求められる仕事を軸に転職先を検討。仕事と私生活のバランスを保つことができることも重要視していました。そこで出会ったのがオープンハウス・アーキテクトです。

入社後は「LIFE DESIGN PARK 3D」というバーチャル展示場のプロジェクトに参画。月に2~3棟、完全自由設計のデザイン住宅を企画し3Dで作成、WEBサイト上でのリリースを行なっています。

自分起点で考えるのではなく、
顧客起点で考える重要性に気づいた。
自分起点で考えるのではなく、
顧客起点で考える重要性に気づいた。

オープンハウス・アーキテクトの住宅の特徴である「コストパフォーマンスの高い家」を叶えながら、デザイン性の高い住宅を同時に叶える。他の会社であれば3~5,000万円の家を、1000~2,000万円台で叶えるという制約と、日々向き合っています。

大切なことは顧客起点で考えること。例えば、30代の子育て中の共働き夫婦のための住宅を開発したのですが、ターゲットに近いお客様を想像するだけでなく、実際に家の中の理想の過ごし方やライフスタイルについてヒアリングを通じて、デザインに落とし込みました。思えばこのプロセスは、大学時代に培った経験が生きているのかもしれません。

今後チャンスがあれば、設計士として注文住宅や木造建築のプランも描いてみたいと思います。ロールモデルとなる先輩も周りにたくさんいるので、先輩たちからたくさん吸収して、新しい挑戦を行なっていきたい。そう考えています。

※2023年3月時点のインタビュー内容です

PROFILE

経営推進部 デザイン企画G/佐藤 百合

父親の海外転勤を機に、小学校から7年間中国で暮らす。美術好きで、ジブリ好き。作品をみてジブリの世界観に登場する建築に興味を持ち、建築やデザインを学ぼうと、香港理工大学への進学を決意。大学1年目は、人間のカラダの動きを観察して、物を投げる際に肘が曲がりやすくするためのサポーターを開発。別のプロジェクトでは、中華料理店のインテリアデザインを通じて、店舗スタッフの仕事の生産性向上に寄与するプランを提言。オープンハウス・アーキテクトでは、バーチャル展示場「LIFE DESIGN PARK 3D」のプラン企画を行っている。将来的には注文住宅や木造建築の設計を行うことが目標。