no.06
ベテランの知見を組織と若手に継承し、
全社をあげて品質管理の体制強化を実施する。
ベテランの知見を
組織と若手に継承し、
全社をあげて
品質管理の
体制強化を実施する。
YOSHIKAZU ORUI
2018年キャリア採用入社 / カスタマーサポート部 品質管理G 課長
大類 義和
大手総合住宅メーカー →
オープンハウス・アーキテクト
品質管理グループ課長として、関東9拠点、首都圏4,000棟の注文住宅・建売住宅の全棟検査体制と仕組みづくりを牽引する。
大手企業グループで
マネージャー・拠点長を経験。
現在は、品質管理のリーダーとして、
組織を牽引。
大手企業グループで
マネージャー・拠点長を経験。
現在は、
品質管理のリーダーとして、
組織を牽引。
ハウスメーカーで営業や施工経験を積んだ後に、大手総合住宅メーカーへ転職しました。工事、アフターサポート、リフォーム部署の立ち上げ、現場の工事管理など様々な業務を経験。35歳でマネージャー、40歳で拠点長としてメンバーを牽引しました。
責任のある仕事を任され、日々充実していましたが、同じポジションのまま10年が過ぎた頃、「全く違う環境で働いてみたい」という気持ちが芽生えてきました。それに子どもが大学卒業を迎えたこともあり、もう一度、自分のやりたいことを軸に転職活動を開始。オープンハウス・アーキテクトに出会い、会社の成長スピードとビジョンに共感し、転職を決めました。
任されたポジションは、品質管理のリーダーとしての役割。都心部の狭小物件において必要な検査チェック体制、マニュアルなど、会社に必要なもの・足りないものを皆で話し合いながら、全てゼロから整備してきました。
首都圏4,000棟の全棟検査体制と
仕組みを強化し、
さらなる顧客満足度向上へ。
首都圏4,000棟の全棟検査体制と
仕組みを強化し、
さらなる顧客満足度向上へ。
「基礎」「構造」「工事」「完工」と、木造建築における品質管理には大きく4つのプロセスがあります。
「基礎」では建物の位置や高さ、組み立て状況の検査を。「構造」では建て方や使用される釘や釘のピッチ、金物は適切かなどを確認します。「工事」では意匠や防火性能、法律面での確認、そして「完工」では建築確認申請図面通りに建物が仕上がっているかを丁寧にチェックします。言うまでもなく、いずれも欠かすことのできない、重要な検査です。
現在、全社をあげて品質管理強化に取り組んでいます。首都圏エリアの年間4,000棟の全棟検査をさらに強化するための、仕組みや体制づくりを検討・議論しています。
現在はベテランや役職者が中心となり検査していますが、ゆくゆく若手メンバーにも私たちの技術を継承していきたいと考えています。いまの若い人は賢いし、基本を身につけたら必ずできます。
図面を細かく把握し、
足りないところは想像力で埋める。
建築の品質管理は、
クリエイティブな仕事だと思います。
図面を細かく把握し、
足りないところは
想像力で埋める。
建築の品質管理は、
クリエイティブな
仕事だと思います。
オープンハウス・アーキテクトの建築の特徴は、都心部の狭小物件が中心です。加えてオーダーメイドでつくることが多いため、土地や建物の形状のバリエーションが非常に豊富。だからこそ、品質管理を全て平準化することは困難です。現場で、状況に合わせたチェックが重要となります。
それに対応するためには工事の内容を理解すること。図面をよく読み、営業や注文設計、インテリアコーディネーターの担当からお客様の想いを出来るだけ詳しくヒアリングすること。その住宅は誰が中心になって設計したか。奥様なのか、旦那様なのか。図面には記載はないけど、当時どんな議論がなされたのかを想像したりもします。そうすることで、その現場においてどこに注力してチェックすべきなのかが見えてくるものです。
建築の品質管理は、いわゆる流れ作業のような仕事ではなく、ある意味でとてもクリエイティブな業務と捉えていただくと良いかもしれませんね。
※2023年8月時点のインタビュー内容です
PROFILE
カスタマーサポート部 品質管理G 課長/大類 義和
工学部建築学科卒業。ハウスメーカーで営業や施工管理としての経験を積んだ後、大手総合住宅メーカーに転職。様々な工事やマネジメントに関する知見を豊富に有し、オープンハウス・アーキテクトに転職後は品質管理のリーダーを務める。お客様の満足度を最大化することを目標として、品質管理業務に向き合う。現在は、全社の品質管理体制強化の設計と、若手への技術継承に向け、品質管理体制の大改革を実施中。