トピックス

2020.07.09

  • コロナ禍でも「工期延長ゼロ」を実現! 独自開発システム「KIZUNA-X」

コロナ禍でも「工期延長ゼロ」を実現! 独自開発システム「KIZUNA-X」

オープンハウス・アーキテクトは、早期納材遅延への対策とリモート管理システムの独自開発で、工期延長ゼロを実現しました。新型コロナの影響で、大手建設会社を含む各社の工期延長・工事中断が深刻化する中、当社ではビフォーコロナ(2019年同月比)よりも完工棟数が伸びている傾向も見られています。今後も建築DXによる効率化を推進していきます。

オンライン化で発揮した業務基幹システム「KIZUNA-X」

早期納材遅延への対策とリモート管理システムの独自開発で、工期延長ゼロを実現しました。新型コロナの影響で、大手建設会社を含む各社の工期延長・工事中断が深刻化する中、当社ではビフォーコロナ(2019年同月比)よりも完工棟数が伸びている傾向も見られています。

工期遅延ゼロの実現

中国を製造拠とする住宅設備や建材メーカーのサプライチェーンが、2020年2月より大きく乱れはじめました。2020年2月末に新建ハウジング社が工務店を対象に実施したアンケート調査によると、約 63%が設備・材料の納品遅れによる「工期の延長」を報告しています。 また2020年3月以降は大手ゼネコンにまでコロナの影響が見られるようになり、各社の建設工事の中断・延長の発表が相次ぎました。そんな中、ビフォーコロナでは対面や紙ベースのやり取りの多い業務オペレーションでしたが、急速なオンライン化から工期の短縮に大きく貢献しました。

緊急事態宣言発令禍に、工期遅延ゼロを実現できた理由

2020年2月初旬頃から、納材遅れの危機を先読みし、事前仕入れや他メーカー商品の代替え対応に取り組みました。その結果、水回りなど最も不足が懸念された住設も欠かすことなく、当初計画通り、木造住宅・鉄筋コンクリート造マンションの建設を行うことができました。 また、緊急事態宣言発令を前に、本社機能のほとんどをテレワークに切り替え三密を回避する体制を取りました。現場管理を行う社員も、本来であれば事務所へ帰社し事務作業を行うところ、現場への直行直帰に変更し、オンラインでの管理・コミュニケーションで社員同士の接触機会を軽減しました。

リモート管理システムが成果の鍵に

「KIZUNA-X」は、営業の契約事前申請から、工事の発注業務・工程管理、引き渡しに至るまでの幅広い領域に対応するシステムです。「KIZUNA-X」を使うことで、現場計画や各工程の進捗が記録化されるため、常に工事の状況を把握でき、効率的に進めることができます。フルプレカット工法への移行や本システム導入で、過去3年間で工期を2階建において21%、3階建において16.4%短縮することに成功しました。 今後も「KIZUNA-X」を含む様々な業務効率化を目的としたシステムの開発に注力していく予定です。

プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050626.html