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2025.08.19

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2025年度 ゼネコン事業施工パートナー様向け『安全大会』開催のご報告

オープンハウス・アーキテクトは、現場の安全意識向上を目的に、2025年7月に「2025年度安全大会」を開催いたしました。こちらでは、ゼネコン事業の施工パートナー様向けの開催内容をご紹介します。

開催概要

2025年7月22日「文京シビックホール」にて開催 RC施工パートナー126名参加

当社では、日頃より全ての施工業者様・施工監督が安心して働き、品質の高い建物をご提供できるよう、労働災害ゼロの現場づくりを目指しております。今回の安全大会は、オープンハウス・アーキテクトの 2025 年度ゼネコン事業の安全衛生スローガン「全ての作業手順を守って確かな安全、小さな改善、大きな安心」の下で開催いたしました。昨年に続き、パートナー様との意思疎通を図るとともに、安全意識の向上に努めました。

安全大会の様子

・主催者挨拶

オープンハウス・アーキテクトのゼネコン事業における協力業者会「共仁会」の理事長を務める、国重工業株式会社 取締役社長・永井 利幸 様より、熱中症リスクの増加と、2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則について言及がありました。建設業界における痛ましい事故の発生についても触れ、安全大会や現場での協議会を形骸化せず、真に安全を検討する機会とすることの重要性を述べました。

・安全報告

当社から2025年度の労働災害発生状況を報告し、死亡災害ゼロを達成したものの、改善の必要性と安全パトロール実施強化の方針をお伝えしました。

また、安全は集団的かつ共有された責任であり、一人ひとりが報告・行動、小さな改善を続け、「すべての人にとって安全な現場にしていきましょう」と無事故ゼロ災害への呼びかけを行いました。

・安全講話

新宿労働基準監督署 副署長の天廣様からは、令和6年の全国労働災害の発生状況をご説明いただきました。また、第14次労働災害防止計画に基づき、墜落転落災害の防止や熱中症対策の強化、すべての人への安全な現場づくりについてお話いただきました。

安全講話では中込労務安全事務所の中込様より、熱中症対策の重要性について、体調不良時の早期報告を強調されました。法律遵守はもちろんのこと、現場での声かけや心遣い、現場美化も不可欠であり、「会社の垣根を越え、全員で現場の安全品質を追求し、怪我のない日々を過ごしていただきたい」とのお言葉がありました。

・安全表彰

現場の安全管理に注力いただいた、ゼネコン事業の施工パートナー様10名が表彰されました。

安全表彰者からのお声

三幸建設株式会社 様 (型枠工事パートナー)

「弊社のモットーである【お客様利益第一】を常に念頭に置き、安全・品質・コストの全てにおいて提案型の取り組みを重視してきました。安全面においては、事故を未然に防ぐための声かけや、チームワークを大切にする予防的なアプローチを実践しています。外国人労働者の増加に対応し、朝礼前の社内打ち合わせで現場状況に合わせた情報共有を徹底し、KY活動を形骸化させないようコミュニケーションの工夫を心がけています。お客様の資産となる建物をつくっている立場として、今後も所長さんや監督さんたちと共により良い建物づくりを続けていきたいです。」

株式会社 丸昇 様 (型枠土工事パートナー)

「日頃から現場の作業や安全に対する意識を間近で見ている立場として、2年連続表彰をいただいたことを大変嬉しく思っています。鳶・土工でそれぞれ担当が異なりますが、常に危険を予測し、先読みすることを重視しています。経験豊富な作業員が、若手に積極的に注意喚起を行うなど、日頃からの声の掛け合いを大切にしています。オープンハウス・アーキテクトさんは非常に勢いのある会社だと感じていて、安全大会でも活気ある雰囲気が伝わってきました。長きにわたり、多様な施工現場をご一緒させていただく中で、ますますのやりがいを感じています。今後も誠心誠意、努めてまいります。」


オープンハウス・アーキテクトは、当社の建築に携わるすべての皆様の健康と安全を守るため、今後もより良い現場づくりと安全指導に努めてまいります。当日のイベントへご参加いただいた皆様へ、改めてご協力の御礼を申し上げます。