現在の家に暮らす前は、都内でお二人それぞれ生活されていた A 様。将来を見据えてお二人の住処を探すなかで、中古物件の購入や田舎への移住など、様々な選択肢がありました。 「陶芸を本格的にやっていきたい」という想いもあり、暮らしにフィットする住まい探しをスタートされました。
コンパクトな
夢のアトリエ
住まい
暮らしにフィットする住まいを求めて
家探しに悩まれていたタイミングでオープンハウスで話を聞き、土地購入を決断されたA様。「もともと世田谷区に住んでいて土地勘もあり、同じエリアが良かった」とのこと。通勤アクセスも配慮しながら、ちょうど良い土地に出会うことができたそうです。
大幅な間取り変更に驚き
土地購入後、オープンハウス・アーキテクトで設計・建築。「セミオーダー式の注文住宅が最高だった」と嬉しいご感想をいただきました。
「最初は正直どこまでできるのか、不安な気持ちもありました。建具の色を変更するぐらいだとイメージしていたのですが、大幅な間取り変更ができました。セミオーダーのレベルじゃない、と思ったほどです(笑) 一からすべての間取りを考えるのは難しいですし、この注文住宅の形が自分たちにとっては一番良かったのかなと感じています。」
また今回、長期優良住宅を選ばれたA様。長期優良住宅は、固定資産税の軽減や住宅ローン控除など、費用の面でのメリットもあります。実際にお住まいになって「すごくあたたかい」と気密性や断熱効果を実感されているとのことでした。
ワンルーム風のちょうどいい居住空間
家づくりの条件で外せなかったのは、広めの陶芸作業スペース。もともと1階に水回りがあったプランを大幅に変更し、1階は陶芸のための作業場、2階はお二人の生活空間に。18帖のLDKには、ベッドも置けるようにつくられています。
「間仕切りのないワンルームにして、なるべく狭く見えないつくりを意識しました。」
高窓で、空間が明るく広がって見える点もポイント。
「図面上では狭く見えていたのですが、住んでみると掃除もラクでちょうどいいサイズ感です。小さいなりに、全てがうまくまとまった家です。」
持ち家ならではの理想の作業場ができた
以前はマンションの部屋で、小さな窯を使って作品づくりをされていたA様。持ち家になってからは、陶芸ならではのお悩みが解消されました。
「土を扱うので床がかなり汚れます。以前はフロアシートを取り替えたりで苦労していました」と、A様。モルタル仕上げの床は掃除もしやすく、汚れを気にせず作業ができるようになったそうです。
また、作品を焼いている最中は室内がサウナ状態とのこと。常に換気が欠かせず窓は必須でした。さらに、作品づくりには広いスペースも必要。機材だけでなく、顔料や粘土などの材料から、作業途中のもの、完成した作品まで、全てを一つの空間で保管できるようになっています。
商業利用ではないため、非居室扱いの部屋で固定資産税がかからないといった嬉しいメリットもあったそうです。ご自分のアトリエを持ったご感想をお伺いしました。
「やっと念願叶って、自分が思い描いていた作業場ができました。都内ではこうした家づくりをしなければ、実現することができなかったと思います。」
撮影当日、実際に陶芸を披露してくださった A 様。繊細な職人技に、思わずスタッフたちも見惚れてしまうほどでした。温かく優しいお二人に寄り添う可愛いワンちゃんにも癒されながら、たくさんお話を聞かせていただきました。
今後も皆さまの幸せな暮らしをスタッフ一同願っております!
■建物概要
所在地:東京都世田谷区竣工年月:2023年3月
敷地面積:96.05㎡
延床面積:83.43㎡(25.24坪)