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2025.08.01

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2025年度 木造事業施工パートナー様向け『安全大会』開催のご報告

オープンハウス・アーキテクトは、現場の安全意識向上を目的に、2025年7月に全国主要エリアにて「2025年度安全大会」を開催いたしました。こちらで木造施工パートナー様向けの開催内容をご紹介します。

開催概要

・2025年7月8日  「きゅりあん」にて開催 関東施工パートナー様 約670名参加
・2025年7月10日 「青少年文化センター」にて 名古屋施工パートナー様 約280名参加
・2025年7月11日 「ドーンセンター」にて開催 関西施工パートナー様 約270名参加

オープンハウス・アーキテクトでは、日頃より全ての協力業者様・施工監督が安心して働き、高品質な建物をご提供できるよう、労働災害ゼロの現場づくりを目指しております。今回の安全大会は、オープンハウス・アーキテクトにおける 2025 年度木造事業の安全スローガン「守るのはルールじゃない、命を守れ!ゼロ災よし!」のもとで開催いたしました。木造事業の主要エリアとなる関東・名古屋・関西の全すべてを網羅する形で、施工パートナー様にもご参加いただき、安全啓蒙活動に取り組みました。

安全大会の様子

・主催者挨拶

オープンハウス・アーキテクトの木造協力業者会「誠匠会」の理事長を務める 有限会社高岡工業 代表取締役・高岡 幸博 様より、「安全が最優先であり、事故に遭遇する可能性が常に存在するという考えのもと、この場を安全への共通認識を深める機会としていただきたい」と告げられました。

・安全パトロール報告

各回で、2025年度の安全活動に関する報告が行われました。誠匠会理事の皆様とオープンハウス・アーキテクト社員による現場巡回の結果として、足場、仮設、開口部などにおける安全な現場づくりのための改善点や意識すべき点が共有されました。

・安全・品質管理報告

品質管理部より、全棟検査の実施状況と品質改善への取り組みについて報告がありました。全棟検査開始以降の品質改善について触れ、今後も立ち会い検査や毎月の協議会などを通じて、施工パートナー様との対話機会を増やす方針が伝えられました。

また、オープンハウス・アーキテクトの安全専門部隊「セーフティ」を筆頭に、安全性を高めるための現場改善策として、高所作業時の墜落制止用器具の着用や、現場入場時のヘルメット着用の重要性を改めてお伝えしました。また、猛暑が続く中での熱中症対策について「水分・塩分補給、適度な休憩、および現場入場する職人さんへの周知を徹底していただきたい」と強調しました。

・安全講話

社内外からの安全講話を通じて、建設業界における労働災害の危険性や現場安全の重要性をお伝えしました。関東で開催された安全大会においては、切創、転倒、墜落・転落、熱中症の四つの労災をテーマに、それぞれの注意点や対策を説明しました。

・安全表彰

現場の安全管理に注力いただいた 木造施工パートナー様30名(全エリア合計)が、各地で表彰されました。

安全表彰者からのお声

堂園 博 様 (関東・大工パートナー)

「日頃からの安全確認を徹底しており、これまでに大きな怪我はありません。開口部の安全確認や養生を必ず行い、熱中症対策としては十分な睡眠を心がけています。今回の安全大会で、電動工具や刃物の扱い方について改めて注意を払う必要があると認識しました。全員で安全意識を徹底することで、怪我を未然に防ぐことができると考えています。今後も焦らず丁寧に作業を進め、安全な現場と高品質な住宅づくりに貢献してまいります。」

有限会社 松尾工業 様(関東・外壁パートナー)

「今回の安全大会は、現場に派遣する職人さんへの安全意識の周知徹底がいかに重要かを再認識する貴重な機会となりました。日頃から、ヘルメットや墜落制止用器具の着用はもちろんのこと、熱中症対策として職人さんの体調確認も徹底しています。職人さんが安心して作業できるよう、事前に監督さんたちと準備・調整を行うことが、安全な現場づくりに繋がると考えております。安全表彰をいただいた会社として、これまで以上に安全衛生活動に力を入れて取り組んでまいります。」

末廣 健太郎 様(関西・大工パートナー)

「安全対策として、脚立の昇降を慎重に行うことを心がけています。現場では開口部などの安全対策が施されているため、安心して作業に取り組むことができています。安全大会で特に印象に残っているのは、安全講話で保険会社の方から伺った【慣れが事故の始まり】という言葉です。私自身、30年以上大工として働いていますが、若い頃には怪我を経験したことも少なくありません。この言葉を改めて胸に刻み、丸ノコの扱いや現場の整理整頓により一層気を引き締めたいと思います。」

株式会社オクムラ設備工業 様(関西・給排水パートナー)

「足場での作業が伴うため、ヘルメットの着用を徹底しています。今年は特に熱中症対策に力を入れており、オープンハウス・アーキテクトさんのアプリから熱中症の危険性に関する通知が届くので助かっています。また、現場への入退場報告を通じて、自身の安全確保を徹底するよう注意喚起を行いました。安全意識を持続的に高めることが重要だと考えており、今回の安全大会を機に、今後も一層気を引き締めていきたいと思います。」

大津工務店 大津智充 様(名古屋・大工パートナー)

「石膏ボード貼りや足場上での作業時には、万が一の事態に備え、必ずヘルメットを着用しています。日々の作業において、焦らず一つひとつの行動を丁寧に行い、現場をきれいに保つことが重要です。これらの行動を怠ると事故につながるため、現場の整理整頓は安全確保の基本であると考えています。特に60歳を迎えた現在は、足元の安全により一層注意を払っていきたいです。」

コムズ株式会社 様(名古屋・防水 / 防蟻)

「オープンハウス・アーキテクトさんの安全大会や納会には、約8年間参加させていただいています。一日仕事の業種が注目されることは珍しいため、表彰いただき大変光栄でした。今年は、各社の安全大会でも話題になっていますが、特に熱中症対策が重要課題です。法改正もあり、塩分タブレットの配布や社内での通達などの対策を講じています。安全はもちろんのこと、品質の向上も重要だと考えており、より良いサービスや商材を提供できるよう励んでまいります。」


オープンハウス・アーキテクトは、当社の建築に携わるすべての皆様の健康と安全を守るため、今後もより良い現場づくりと安全指導に努めてまいります。当日のイベントへご参加いただいた皆様へ、改めてご協力の御礼を申し上げます。