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2024年度 ゼネコン事業施工パートナー様向け『安全大会』開催のご報告
オープンハウス・アーキテクトは、現場の安全意識向上を目的に、2024年5月から7月にかけて「2024年度安全大会」を開催いたしました。こちらでは、ゼネコン事業の施工パートナー様向けの開催内容をご紹介します。
開催概要
2024年7月2日「文京シビックホール」にて開催 約150名参加
当社では、日頃より全ての施工業者様・施工監督が安心して働き、品質の高い建物をご提供できるよう、労働災害ゼロの現場づくりを目指しております。今回の安全大会は、オープンハウス・アーキテクトの 2024 年度ゼネコン事業安全スローガン「全ての作業手順を守って確かな安全、小さな改善、大きな安心」の下で開催いたしました。木造事業に加え、ゼネコン事業での安全大会も行い、パートナー様との意思疎通を図るとともに、安全意識の向上に努めました。
安全大会の様子
・主催者挨拶
協力業者会の理事長を務める、国重工業株式会社 代表取締役・永井 利幸 様よりご挨拶をいただきました。2024年問題について触れ「生産性向上や適切な工期設定の取り組みが重要であり、その環境をつくっていくことが大切。未来を担う若い働き手が、やりがい、働きがいを感じ、誇りを持って働けることに繋がる。」とし、その取り組みの基本として【安全と健康】を挙げられました。また「働く人をしっかり守るために、安全基準や作業手順のルール遵守を進めて欲しい」と呼びかけ、皆様の安全と健康を祈念されました。
・来賓挨拶
新宿労働基準監督署 副署長の津田様からは、令和5年の全国労働災害の発生状況をご説明いただきました。また、今後の対応策について、足場からの墜落防止対策や、高年齢労働者の安全と健康維持の取り組み、時間外労働の上限規制への対応、熱中症予防対策などをお話いただきました。
・安全報告
当社から2024年度の安全管理計画と労働災害発生状況を報告し、これまでの労働災害事例の要因として、気の緩みや不安全行動を挙げました。また、共仁会による安全パトロールの実施結果として、練馬区中村南2丁目の作業所について、共仁会理事の皆様より総評で「働きやすい環境である」とご評価をいただいた、との報告をいたしました。
今後については、作業所周辺の初期消火活動、現場での危険箇所の情報共有について、改めてお願いをし、安全スローガン「全ての作業手順を守って確かな安全、小さな改善、大きな安心」の重要性をお伝えしました。
・安全講和
安全講話では中込労務安全事務所の中込 平一郎 様より、作業手順書の重要性や危険予知活動(KY)の推進についてお話いただきました。「言葉で伝えるよりも、書いてまとめたものを渡すこと。安全は常に変動するからこそ日々見直す。」と、危険予知の継続的な実施の重要性を強調されました。
・安全表彰
現場の安全管理に注力いただいた 11 名の施工パートナー様が表彰されました。
安全表彰者からのお声
三幸電設株式会社 様 (電気設備パートナー)
「安全については、脚立の乗り降りに特に気を付けてもらうように指示しています。当たり前のことを当たり前にやり、確実に施工して、細かな確認を必ず怠らないことが品質においても重要です。これだけ多くの会社様がいらっしゃる中で、表彰をいただき、とても光栄でした。今後も無事故、無災害で、信頼いただけるように仕事をしていきたいです。これからもOHAさんと一緒に成長できたら良いなと思っています。」
株式会社宏進 様 (鉄筋パートナー)
「安全意識を高めるために、クレーン作業時の注意喚起、水分補給、危険箇所などの周知メールを毎朝送ったり、社内でも安全パトロールを行うようにしています。また、自主検査の徹底、是正のスピード対応など、良い建物づくりのための取り組みも欠かせません。10年ぐらいパートナーとしてお仕事をさせていただいていますが、オープンハウスさんは協力会社想いであることを感じます。今後もお客様目線で仕事をして喜んでもらい、取引先として選ばれ続けるようなものづくりをしていきたいと思います。」
オープンハウス・アーキテクトは、当社の建築に携わるすべての皆様の健康と安全を守るため、今後もより良い現場づくりと安全指導に努めてまいります。当日のイベントへご参加いただいた皆様へ、改めてご協力の御礼を申し上げます。