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仕事を知る
積算(総合建築)
オープンハウス・アーキテクトの積算(総合建築)の仕事内容や組織体制を紹介します。
積算(総合建築)とは
積算(総合建築)とは、建設業界特有の職種であり、設計図や仕様書をもとに建築物を建てるのにかかる工事費の見積もりを算出し、購買先の選定・交渉・調整等を行う仕事。材料や使用数量を算出して、各パートナー企業に見積もりを取り、全体の見積を計算していきますが、この際にどのパートナーから仕入れるべきか、どの数量をいくらで仕入れるべきかにおいて、創意工夫をすることで低価格・高品質なサービスを提供していくのが積算の仕事となります。
オープンハウス・アーキテクトでは、過去の取引履歴や現在の相場など様々なデータ等にアクセスしながら、単なる積算という概念を越えて、現場で扱うお金に近い生きたお金を値入れするように工夫しています。業界では珍しく、パートナー業者と直接ネゴシエーション(交渉・折衝)を行い、早い段階から実際の最終金額に近い値入れを実施。その後も、積算して完了ではなく、工事費などが合わない場合の調整として、バリューエンジニアリングを提案してコストを合わせていく「VE」を行います。提案力とコストコントロール力の高さによって、現在見積もり後の案件受注率は90%以上を誇っています。
積算(総合建築)の役割
コンストラクト事業の急成長を、裏で支える積算
積算(総合建築)のミッションは、顧客の期待に合わせた適性価格・高品質な工事の実現を上流工程でデザインし、受注につなげること。そのために、モノ・工事の価格等に広く精通し、日々変化する市場価格を敏感に捉えながら、発注先パートナーと協力して、品質を維持しながら適性価格を実現していきます。
オープンハウス・アーキテクトでは、直近、見積り後の受注率が90%以上という結果を得ていますが、これは積算における創意工夫の積み重ねにより実現しています。
適性価格の実現のためには、発注先パートナーに対して単なる値下げを依頼するのでは実現しえず、予め原価や流通価格を徹底的に調査・検討した上で、最適なパートナーを見つけたり、調整交渉を行うことで実現していきます。また、顧客に対しては、品質を担保しながらもコストを下げられる工法等を提案したりすることで、予算の調整を行っていきます。単なる積算だけで終わらず、建築物の価値を「機能」と「コスト」との関係で捉えて提案し、納得のいくよう、コスト調整を行い、価値を追求していくのが積算の役割です。建築のノウハウを持っていなければできない重要な仕事の1つであり、建築コストの理解や、営業のように顧客志向を磨くことが重要視されるのです。
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組織体制・関係図
建築部 購買課・積算課
積算と呼ばれる数量拾い・見積作成および、 パートナー選定、交渉による予算調整を通じた適性価格の実現
コンストラクト事業部の積算・購買では、ものづくりに必要なありとあらゆるモノ・サービスの品質や価格の情報が飛び交う。総合建設業を極めていくために必要な情報をより深く学ぶことができる事業部でもあり、一般的には単なる見積り組織として見られがちな購買課・積算課は、オープンハウス・アーキテクトでは、購買・積算での経験を積むことで、若いうちから所長のポジション等を任せていくべく、登竜門として役割も担っています。
関連部署
・営業部:購買・積算によって作成された見積で受注に向けた営業・交渉を行う
・工事部:品質を管理した工事を進行して建物を完成させる