対談

2023.05.10

急成長企業の人事採用担当者にインタビュー!採用活動のポリシーは「情報はすべてオープンに」

オープンハウス・アーキテクトでは、現在約800名が在籍しており、メンバー一人ひとりの熱量とやる気が会社の成長を大きく支えています。

多くの業界で人材不足が叫ばれる中、なぜ、建築会社のオープンハウス・アーキテクトに、仕事に対する情熱や想いのある人が集うのか──。それは採用段階での様々なアプローチにありました。今回は人材開発部のお二人にインタビューし、採用の基準や面接、価値観などについて詳しく迫っていきます。

Cast

出演者紹介

  • 人材開発部 次長

    藪口 京介

    前職で営業をしていた際に顧客としてオープンハウス・アーキテクトと出会う。会社の成長性や役員の人柄を魅力に感じ、2020年1月からオープンハウス・アーキテクトの採用業務のサポートを開始。現在は人材開発部の責任者として、マネジメントも担当している。

  • 新卒採用G  係長

    河部 達哉

    2018年キャリア採用入社。前職ではゼネコンに勤務し、3年間施工管理を担当。年功序列の組織体制に疑問を感じ、実力評価主義の会社へと転職を決意した時にオープンハウス・アーキテクトと出会う。入社後1年間はマンションの施工管理を担当。その後、人材開発部へと異動、現在は主に新卒採用を担当している。

一番の採用目的は、応募者の方とオープンハウス・アーキテクトの双方が幸せになること

──お二人の仕事内容や採用の領域を教えてください

藪口:私は人材開発部の責任者として、採用・定着・教育に関するセクションすべてを担当しています。具体的にお伝えしますと、新卒採用及びキャリア採用グループ、あとはオンボーディング(人事異動制度、メンター制度の運用)や、人材開発部における管理部門の統括も行っています。

プレイヤーとしては、キャリア採用業務、それ以外はマネジメントを担当しています。河部は、その中の新卒グループを担当しています。

──採用活動において大切にしている考え方や価値観はありますか?

河部:「うち(会社)も幸せ、相手(応募者)も幸せ」という考え方を念頭に置いています。能力が高い人間であれば採用するのではなく、当人にもオープンハウス・アーキテクトを選ぶことがベストな選択になることをすごく重要視しているんです。

その判断基準はすごく難しいと思うのですが、まずは面接の段階で、「どうしてうちを選んだのか」をしっかり聞き取ります。それから当社の環境や仕事内容などをリアルにお伝えしていきます。良いところも悪いところも赤裸々にお伝えした上で、ともに頑張っていけるかを判断させていただいています。

藪口:最近はどんどん売り手市場になってきていますが、うちでは、あえてすぐに内定を出しません。人柄も良くてポテンシャルも高く、すぐにでも内定を出せるような方であっても、会社や仕事内容を理解できているか、しっかりと目標を持てているかなど、本当の意味で納得感を持って入社いただけるように、面接段階から深く対話を行います。

「それって非効率じゃない?なんでそんな手間がかかることするの?」とよく聞かれるのですが、確かにすごく時間がかかるし、正直大変です(笑)。でもこのカタチが「うち(会社)も幸せ、相手(応募者)も幸せ」に行き着くための一番の方法だと思っています。

また、会社の事業課題や目標に適合する人材であるかといった視点でも見ています。成長企業なので、伸ばしたい点や課題を抱えている点、そうしたところに人材採用という手段でいかに直接的に解決できるかを意識しています。

──面接ではどんなお話をするのですか?面接の様子をより具体的に教えてください

藪口:面接では、ラフに会話をしつつも、現在の建築業界の厳しさを包み隠さずお伝えしています。

そんな厳しい状況下の中で、当社は『低価格・高品質』という矛盾に挑戦していること。その矛盾を実現するために、メンバーが全員建築で仕事に本気で向き合っていること。会社として利益をだすための構造と仕組み、というところまで、しっかり説明させていただきます。

煩わしい話かもしれませんが、応募者の方々に丁寧に説明して、きちんとご判断いただくためにそのような話をするようにしています。

目標に向けて、誠実で情熱を持って向き合える人と仕事がしたい

──改めて、オープンハウス・アーキテクトが求める人材像を教えてください

藪口:当社のホームページにも記載があるように「誠実」「エネルギー」「情熱」「賢さ」この4項目がとても重要です。

「誠実さ」はチームで仕事をするにあたって不可欠であり、「エネルギー」や「情熱」は、やはり他の業界よりもハードな一面がある業界なので、目標に向かってやりきる動機やメンタル面も大切だと考えます。「賢さ」というのは、領域が広い仕事なので、自ら考え自律的に行動できることを意味する賢さと定義しています。この4項目は、特に重視しています。

河部:他にも、人として当たり前のことをできるかどうかは重要ですよね。挨拶をおざなりにしない、マナーをきちんと守る、など。対人のビジネスなので、思いやりやサービス精神などを持っている人が向いていると思います。

採用情報は、すべてオープンに。応募者の方からよくある質問にも偽りなく答えていく

──WEBで検索すると「ブラック」と出てきます。これって、本当のところどうなんでしょうか?

藪口:これは、面接の質問で圧倒的に多い質問です(笑)。ここに関しては、ご本人の感じ方次第というのが正直なところです。急成長している会社なので、仕事やミッションにおける成長痛はもちろんあると思います。ですがその分、待遇やチャンスがたくさんある会社です。

──会社が急成長している理由についても教えてください

河部:グループや当社のビジネスモデル、社員のやる気など、成長の要因はたくさんありますが、やはり企業の経営力が高いことにあると感じています。最新の社会情勢や日本企業の課題なども踏まえつつ、戦略や方針を社員に対して共有してくれるので、メンバーは納得して目標に進むことができていると思います。

当社は「0(ゼロ)ベース思考」の会社です。よくある経営スタイルは『時代の影響を受けないように自社の強みを伸ばす』だと思うのですが、うちは波が変われば船の形を「1(イチ)」から作り直すイメージ。しかも、すごい早いスピードで(笑)。

──オープンハウス・アーキテクトの「新卒採用」の流れについて教えてください

河部:毎年5月ごろから、働くことについて知るセミナーや業界動向セミナーをスタートします。その後、6月を目安にインターン募集を開始します。

インターンは1日かけて行う擬似体験型のプログラムで、施工管理業務などを体験いただくことになります。

そのほか、役員が登壇して選考段階にいる学生さんのすべての質問に答えるというイベントも開催しています。選考としては書類選考がなく、説明会に参加いただいたのちに、個別面接4回、その後内定となります。

──ありがとうございます。では次に、キャリア採用の流れも教えていただけますか?

藪口:キャリア採用は通年行っています。面接は原則、人事面接と役員面接の2回です。本人のご要望や状況に応じて現場での面接を設定するなど、応募者の方一人ひとりに合わせて柔軟に対応しています。

オープンハウス・アーキテクトは人生を逆転できる場所

──最後に、応募者の方々に向けてオープンハウス・アーキテクトで働く魅力を教えてください

河部:オープンハウス・アーキテクトという会社は、“人生を逆転できる場所” だと感じています。幼い時から学力やスポーツなど、成果を比較される機会を経験してきた人がたくさんいると思いますが、その成果を出す瞬間や機会は限られていると思います。

でも、当社ではその機会が無限にある。だからこそ、本人が諦めなければ、これまで悔しい想いをしてきた人でも逆転できるチャンスがあります。「これまでの人生を変えたい!」と願う方にはぴったりかなと思います。

藪口:キャリア採用で言えばもう少しリアルで、多くの企業が成長に悩む中で、当社の一番の特徴は「急成長できていること」だと思います。また実力評価主義の会社として、「個人の頑張りを認めてもらえる環境があること」を何よりもお伝えしたいですね。

「建築に、革新を。」という企業の存在意義にもありますが、業界の常識を変えようと革新的なことに挑戦している会社なので、時代が変わるターニングポイントを一番近くで見てみたいという方はぜひご応募いただければと思います。

※インタビューの内容は取材時(2023年4月)のものです。