オープンハウス・アーキテクトの施工管理と大工さんのパートナーシップ!急成長企業のモノづくりの魅力と課題。
注文住宅や木造建築を完成させるためには、施工管理や大工さん、職人さんなど、多くの人の力と技術が必要です。建築に関わる人たちが互いに意見を交わし、信頼し合うことで「本当にお客様の期待を超えたモノづくり」ができるとオープンハウス・アーキテクトは考えています。
今回は関西事業部で施工管理を行う森浦さんと、パートナーで大工歴40年の栄木さんにインタビューを実施。オープンハウス・アーキテクトの特徴について、社内と社外の両方の視点から、また現場の管理者と施工者としての関係性についても伺ってきました。
Cast
出演者紹介
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森浦 光輝
2020年キャリア採用入社。前職では同業界で施工監督に従事。オープンハウス・アーキテクトの関西事業部の立ち上げに魅力を感じ入社。真面目な仕事ぶりが評価され、2022年に課長職へ昇格。現在はマネージャーの役割も兼任しながら、施工管理を担当している。
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栄木 信 様
大工歴40年の家づくりのプロフェッショナル。61歳になった今も現役で活躍中。オープンハウス・アーキテクトのパートナーとして、大阪を中心に多種多様な物件を建てている。
社内外から見るオープンハウス・アーキテクトの魅力とは
──まずはオープンハウス・アーキテクトで働く森浦さんが感じている会社の印象を教えてください。
森浦:オープンハウスグループは現在、不動産業界で売上高上位に位置する企業になっています。オープンハウス・アーキテクトも右肩上がりの成長を続けている会社です。社風で言えば、何かミスをした時に上司や上層部が責任を取る文化があるので、若手社員であってもどんどん挑戦しやすいところが当社の魅力のひとつではないでしょうか。
──関西事業部の立ち上げ当初の雰囲気や記憶に残っていることは?
森浦:私が入社した2020年に関西事業部を本格的に立ち上げするはずだったんですが、コロナウイルスの蔓延で延期になってしまったんです。そのため、当時は私だけで5棟ほどの現場を担当し、コツコツと立ち上げ準備を行っていました。2021年の後半から動き出し、2023年3月現在は施工・設計合わせて50名ほどの社員が在籍、年間の生産棟数は550棟にまで伸びています。
──栄木さんはオープンハウス・アーキテクトにどんな印象を持っていますか?
栄木:これまで、多くのいろいろな会社さんと仕事をしてきましたが、オープンハウス・アーキテクトさんは無理な工程を言いませんし、大工を大事にしてくれていると感じます。森浦さんが言ったように、まだまだ成長途中の会社でこれからが楽しみな会社でもあります。決まっていないことが多いですが、これは大工にとっては嬉しいこと。マニュアルが確立しすぎてしまうと自分で考える余白がなくなるので。逆に自主性を持って考えて行動できるから、仕事がすごくおもしろいですね。それだけでなく、土地の仕入れから設計、施工管理、販売までを一貫して自社で行う会社は、なかなかないので魅力的ですよ。
──では一方で、あえて弱みや改善点と感じられていることもあれば教えてください。
栄木:業界を通じて言えることでもありますが、人材教育の標準化。現場に関していろんな考え方があると思いますが、もう少し「家をつくること」に対して、もっと本質を理解していけたら良いと思います。
森浦:私自身もそれは感じていて、業績の伸びや会社の変化のスピード感に対して、組織の体制や仕組みはまだまだ整備が必要です。栄木さんにご指摘いただいたように、経験やスキルに関係なく成長できるように人材教育ができればと思っています。
施工管理も発展途上ならではの魅力と課題がある。
──次にオープンハウス・アーキテクトの施工管理の強みや特徴も教えてください。
森浦:住宅の現場監督は、ひとつにじっくり向き合うタイプとたくさん数を回すタイプに分かれていると思っています。関西事業部は注文住宅と建売住宅がありますが、モノづくりの方法は、同じように見えて少し違うんです。どちらの方が向いているかはその人の個性にもよるのでなんとも言えませんが、当社ではいろんなバリエーションの物件を担当することができます。
たくさんの現場を担当しているので、自分次第で様々なチャレンジができる環境です。現場数を踏んで経験やスキルを身に着けることができることが当社の施工管理の強みだと感じています。
──施工管理の課長職としての森浦さんが感じている課題・改善点はありますか?
森浦:今まさに課題に感じて着手していることは、施工マニュアルの矛盾点の改善。関東で使用しているマニュアルを持ってきているのですが、関西で使っている材料や建物の仕様が違うことも多く、マニュアルが上手く機能しないこともあるんです。そうしたイレギュラーに対応したり、関西の仕様に合わせて施工することができるように、主要メンバーを集めて、問題点や不安要素の洗い出しなどを行っています。
率直に意見を言い、相談できる良きパートナー
──お二人がパートナーを組むことになった時のそれぞれの印象を教えてください。
森浦:はじめて栄木さんとお会いしたのは、実は施主と大工という関係だったんです。私の実家を建てていただいたのが栄木さんとの始まりでした(笑)。母親がちょっと細かい人なんですが、そんな母の要望も上手く汲み取り、理解してくださいました。要望をただカタチにするのではなく提案までしてくださって「こんな大工さんいるんだ!」と印象的でした。当時の仕事ぶりに感動して、マイホームも栄木さんにお願いしたくらいです(笑)。
施工管理と大工として再会した今も栄木さんへの信頼は変わっておらず、本当に助けていただいています。裏表なく率直にアドバイスや意見をくれるので、何かあったらすぐ栄木さんに相談したくなりますし、若手監督の担当現場でも安心してお任せしています。
栄木:私も相談しやすいし、仕事を進めやすいと思っているので、そう言っていただけるのはありがたいですね(笑)。
──今後オープンハウス・アーキテクトでどんな仕事に挑戦したいですか?
森浦:現在は課長職としてチームのマネージャーを勤めているのですが、もうワンランク上の拠点長になることが目標です。現在はどうしても自分の現場や直属の部下に多くの時間を費やしているので、拠点長になったらもっと全体の教育体制の強化に時間を使い、知識のある監督を増やしたいと考えています。
栄木:私はもう61歳なので、健康第一で無理なく大工を続けたいですね(笑)。オープンハウス・アーキテクトはそれを一緒に叶えてくれる会社だと思っています。
森浦:私は栄木さんと一緒に変わった物件にチャレンジしたいとも思っています。いい意味での「遊び」を入れながら、じっくりこだわった家づくりができたら嬉しいです。
※インタビューの内容は取材時(2023年3月)のものです。