インタビュー

2023.09.29

「大工さん・職人さん・業者さんが 100% の力を出せるように」ベテラン監督が語る、施工管理の仕事のこだわりと魅力

オープンハウス・アーキテクトには長年現場でのキャリアを積むベテラン監督も多くいます。関東木造施工部の田中課長もそのうちのひとり。

前職ではハウスメーカーの建売施工管理に 9 年間携わり、その後、注文住宅の施工管理に挑戦したいという想いからオープンハウス・アーキテクトへ。入社後 13 年間に渡り、数々の現場を経験しながら、協力パートナーさんたちとともに苦難を乗り越えてきました。

今回のインタビューでは、そんな田中さんの仕事のこだわりや監督の仕事の魅力をたっぷりとお話いただきました。

Cast

出演者紹介

  • 関東木造施工部 課長

    田中 隆平

    2010年キャリア採用入社。9年間、ハウスメーカーにて建売施工管理を経験。オープンハウス・アーキテクトの注文住宅事業に惹かれ、転職を決意。入社後、10年以上にわたりあらゆる注文住宅の施工管理を行う。長年の監督キャリアから、協力パートナー様からの信頼も厚く、直近では社内の最短工期記録(※2023年8月現在) を更新するなど圧倒的な成果を挙げている。

100%の力を出してもらうために、工程の段取りとフォローで支えたい。

──田中課長が施工管理の仕事において、大事にされている考え方やこだわりについて教えてください。

田中:私が大事にしていることは「段取り八分、仕事二分」という考えです。要は段取りを徹底するということ。現場に入るまでの準備に多くの力を注いでいます。監督として、協力パートナー様が気持ちよく仕事ができるように環境を整えてあげることが重要だと思っているからです。

早く良い建物を建てたくても、仕事のスピード感は、一人ひとりによってそれぞれ。そこで、私が色々な段取りを行うことで、その方の 100 % の力を出せるようにしてあげたいと思っています。

どんなに頑張っても、急にその場で 120% の力を出せることってほとんど無いじゃないですか。その時の段取りだったり、気持ちの問題だったり。コンディションが良くないと 60 % ~ 90 % までパフォーマンスが落ち込んでしまうことはあると思うんですよね。そこを、私が上手く介在することでなんとか持ち上げたい、こうした仕事へのこだわりを持っています。

──そうした仕事のこだわりは長年持ち続けていらしたのでしょうか?

田中:そうですね、ずっと昔からです。現場には大工さん、職人さん、業者さんたち。色々な方がいますが、監督が良くてついてきてくださる、みたいなことが結構あります。例えば、少し遠い現場や難しい現場だったり。仕事をお願いするのに、少しハードルが高そうな条件もあります。そんな時、当然会社としての仕事依頼ではありますが、結局は担当する監督からの頼みでやっていただけることや、助けていただけることがあります。

そのエピソードの一つとして、段取りを綿密に行って、社内で過去最短工期を実現した経験があります。厳しい条件ではありましたが、パートナーさんと協力しながら達成することができました。こうやって頼ったり頼っていただいたり…「人と人との繋がり」に対して、仕事へのやりがいを感じています。

毎日すべての現場を回りたいと思うぐらい、現場を大事にしています。

──協力パートナー様との信頼関係を積み重ねるために、意識されていることはありますか?

田中:大事にしている一つの指針は「現場主義」です。当然事前の段取りも大事なのですが、現場に顔を出して直接対話をすることもすごく重要。例えば「ここの納まりはどうする」と相談をしています。困っていることがあれば、大工さん・職人さん・業者さんに寄り添うという気持ちですね。

最後の仕上げ段階に入った時に「ここを直して」と伝えることは自分にとっては簡単なことではあるのですが、やっぱり少しお互いに嫌な気持ちになります。なので、その都度工程のタイミングで直接見に行って、チェックするようにしています。

もし直す必要があるのであれば、直しやすいうちに指摘するほうが大工さんからしても楽なので。逆に「今気付いてくれて、ありがとう」って言ってくださるんですよね。新卒や若手監督に指導をする際にも、こうした相手目線の話はよくするようにしています。

田中:現場を大事にすることは、結果的にお客様にとっても良い形だと思うんです。私たちは建築会社なので、仕事を請けてくださる協力パートナー様あっての事業なので。
建築を依頼してくださるお客様へも、施工をしていただく協力パートナー様へも、そして私たちにとっても、それぞれベストな形で仕事ができることが大事だと考えています。

──素敵な考え方ですね。これまで20年以上の監督経験がおありだと思うのですが、ここまで続けてこられた理由はどこにあるのでしょうか?

田中:20年以上ですか…。改めて振り返ってみると、そんなに長く続いているんですね。一番の理由は、やっぱり現場が好きなんですよね。机の前に居続けるのが苦手ということもありますが…(笑)

理想を言えば、毎日すべての現場を回りたいぐらいです。実際には難しいですが、それくらい現場を大事にしてますね。いちいち連絡するほどではないけど、監督が現場に来たら、これを確認しておこうってこともあると思いますし。そうやって、顔を合わせる度に、会話が生まれていきます。日々、皆さんと住まいをつくっていく過程のコミュニケーションが楽しいですね。

田中:細かい納まりは、大工さんにお任せしてしまうところも正直あるんですけど。そこを、監督主導で進めることに、達成感を感じます。イメージ通りに完成すると、気持ちが良いものです。

ただ、そうした部分って悪かったら指摘されてしまうけれど、実は一生懸命にやって良くできていても褒められなかったり…。(笑)誰も気が付かないような細かい部分ですし、自己満足かも分かりませんが、どこかでお客様の満足に繋がると信じているので、少しでもより良いものづくりがしたいと思っています。現場を大事にしつつ、お客様のためにより良い仕事をしていきたいですね。

※インタビューの内容は取材時(2023年8月)のものです。