何十年後にも残る
ものづくりができる。
初めて所長を務めた
マンションは15階建て。

ゼネコン施工管理 #20代所長

伊藤 雄之

TAKASHI ITO

建物をつくるやりがいに惹かれ、
建築業界へ。

情報分野の専門学校を卒業後、システムエンジニアとして、自動運転システムの開発に携わっていました。一度フリーター期間を経て、結婚を機に今後のキャリアを考えるように。建築関係の仕事をする友人から話を聞き「何十年後にも残るものづくりができる」といったやりがいも感じ、建築業界を志望するようになりました。

入社のきっかけは、2021年に派遣先のオープンハウス・アーキテクトで、マンションの施工管理を担当したことです。現在のコンストラクト事業部の部長・課長の元で、現場資料や図面の見方を教えてもらうところからのスタートです。分からないことがあればすぐに調べ、社員や職人さんにも質問。一つ一つを学ばせていただきながら、初めてのマンション引き渡しを経験しました。その後、社員にならないかとの誘いに、前向きにお返事させてもらい、2023年に正社員として入社しました。

現場所長に選ばれたときは、驚きとともに、自分に務まるのかと、不安な気持ちもありました。今回、私が所長を務めた賃貸マンションは、15階建て。規模感や予算面でも大きなプロジェクトで、すべてにおいて緊張感がありました。所長は、予算・安全・工程・品質、そして部下への指導も含め、現場に関する全面的な責任を持つ必要があります。所員として現場に入った時と、意識が大きく変わりました。

より高い基準で、
品質にこだわる建物づくりへ。

工事期間中に最も苦労したのは、全体工期と工程の管理。特に、マンションの構造が出来た後の、仕上げ工程でのスケジュール管理です。例えば、電気・給排水などの設備工事、断熱材やフローリング・クロス貼りといった内装の仕上げ、建具や住宅設備の取り付け、建物の美観をつくる外装・外構工事など。多岐に渡る工事内容を、各工種の施工パートナーさんたちと一緒に進めていきます。

仕上げ工程がラストスパートの大事な期間になることは、前回の現場で実感していました。そこで、日々の細かなスケジュール管理を意識。そして、現場に来ていただくパートナーさんたちの出戻りが無いように作業確認の徹底を行いました。

この物件の場合は、2階~12階・12階~15階で間取りが変わります。マンションの内部仕上げは下から上の階に向かって順番に進み、フロアごとに様々な工事が行われていくこともあり、まずは基準階で図面を入念に見ながら手配を進めました。その後は同じサイクルを回しながらも、ミスや出戻りが発生しないように心がけました。

まずは所長として無事完工を迎えることができ、ホッとした気持ちです。プロジェクト中は所長としての緊張感もありましたが、考えたことがイメージ通りに1つ1つ作られていくのが目に見え、ものづくりの楽しさも同時に感じることができました。

次回は分譲マンションの現場所長を担当します。分譲マンションは、そこに一生住み続ける前提で購入されるお客様も多いです。ハイグレードな設備・仕様、バリエーション豊かな間取り、厳格な検査など、より高い基準の品質が求められます。また違った面での難しさもありますが、ご期待に沿えるように努めていきたいと思います。

※インタビューの内容は取材時(2025年2月)のものです。