INTERVIEW

空気と居心地を
デザインした家

東京都稲城市　T様邸

建物概要

家族構成

ご夫婦

海外生活を経て、夫婦で理想の家づくりへ

海外生活を終え、日本に帰国したT様ご夫妻。帰国後に土地探しからはじめ、今回で三度目となる家づくりとなりました。

「今回は、夫婦で一緒に家を作り上げたいという気持ちがありました」とT様。これまでお互いに仕事と子育てに忙しく過ごしてきたおふたりにとって、ようやく“ふたりでの暮らしをデザインする時間”が訪れました。

これまでの経験から、住まいに対する発想や価値観もこの家づくりにしっかりと息づいています。“自分たちが住みやすい家を、心から楽しんでつくっていきたい”。そんな想いが詰まった家づくりが、スタートしました。

T様ご夫妻が目指したのは、「とにかく居心地のいい空間」。開閉窓のない閉じた間取りながらも、ビニールクロスは使わず抗酸化ペンキの塗り壁によって、室内の空気はいつもクリーンで健やかに。

「長い時間を過ごす場所だからこそ、居心地のよさを大切にしたかったんです」とT様。1階は扉を設けず、空間をゆるやかにつなげる設計で、視線が心地よく抜けるLDKとなっています。

また、玄関ホールには吹き抜け階段とつながる広々としたスペースも設計。お孫さんと遊べる場として活用するほか、マッサージチェアも置かれた “くつろぎの間” に。

「この家にいると、旅行へ行かなくても家で過ごすことが一番になりました。朝起きて掃除して、このマッサージチェアに座る。すると、吹き抜けからの日差しが気持ちよくて、いつの間にか寝てしまっているんですよ」と、T様は楽しそうに話してくださいました。

洗面スペースには、階段下の空間を活かした、ハンガーパイプ付きのクローゼットを設置。カーテンで目隠しできる仕様で、見た目もすっきりと整えました。

また、LDKから洗面・浴室へと直結する動線も特徴。「お風呂上りに廊下を通る間取りだと身体が冷えることもありますが、床暖房のあるLDKに隣接しているので本当に快適なんです」とT様。毎日の動作が自然に、心地よくなる工夫が詰まっています。

床や壁の素材選びにも、ご夫妻の美意識が光ります。たとえば寝室には、桜柄のフロアタイルを採用。落ち着いた雰囲気と個性的なデザインが融合し、ひと味違った空間に仕上がっています。

また、ライティングは暖色を中心に落ち着いた雰囲気に。リビングでは調光照明を取り入れ、シーンに合わせた光の演出を楽しんでいるそう。

「時間帯やシーンに合わせて照明のトーンを変えられるのが楽しいんです」とT様。素材も光も、暮らしを彩る大切な要素になっています。

今回の家づくりを振り返り、T様は「打ち合わせが楽しかった」と語ります。自由度の高い設計にも関わらず、最後まで一度も不満を感じることなく、どんな細かな相談にも親身に応じてもらえたことが、安心感につながりました。

特に印象的だったのが、インテリアコーディネーターとの打ち合わせ。電気配線に詳しく、細部まで一緒に検討できたことに「レベルの高さを感じた」と話します。オープンハウス・アーキテクトの担当者の方も「T様邸の家づくりが楽しかった」と言ってくれたことが、なおさら嬉しかったそうです。

現場の職人たちの仕事ぶりも、T様にとって大きな信頼に繋がりました。建築中の丁寧なコミュニケーションも、満足できる家づくりに欠かせない要素だったといいます。

「ペンキ屋さんが壁を綺麗に仕上げてくれました。大工さんの腕が良く、下地が綺麗だったということもあるのでしょうね。現場に行くと、大工さんが『ここの納まり、どうしますか？』と丁寧に聞いてくれて、すごくありがたかったですね。」

これまで経験してきた他社との家づくりに比べ、柔軟に対応してもらえたこともポイントに。

「オープンハウスといえば建売のイメージでしたが、オープンハウス・アーキテクトさんでの注文住宅は想像以上でした。スタイリッシュで、細かい仕上げまで丁寧に提案してくれて、デザイン性も高い。この価格で実現できたことにも驚きでした。」

T様が家づくりに込めたもうひとつの想い。それは「この家を、子どもたちに受け継ぎたい」ということでした。

「将来、古い実家をどうしようかと悩むのではなく、“私たちが住んでいた家に住みたい” と思ってもらえたらいいな、と。だからこそ、しっかりとした良い家を建てたかったんです。」

完成したお住まいは、お子さんやお孫さんたちにも好評。家族全員が心地よく感じられる、集いの場となっています。

新しい暮らしのなかで、さらに室内をアップデートさせたり、趣味に没頭したり、毎日楽しく過ごされているというT様。このお住まいが、これからもご家族にとって快適で、楽しい時間を育む場となりますよう、スタッフ一同願っております。