INTERVIEW

コンパクトな
夢のアトリエ住まい

東京都世田谷区 A様邸

建物概要
所在地
東京都世田谷区
竣工年月
2023年3月
敷地面積
96.05㎡
延床面積
83.43㎡(25.24坪)
家族構成

パートナー、ワンちゃん

暮らしにフィットする住まいを求めて

現在の家に暮らす前は、都内でお二人それぞれ生活されていた A 様。将来を見据えてお二人の住処を探すなかで、中古物件の購入や田舎への移住など、様々な選択肢がありました。 「陶芸を本格的にやっていきたい」という想いもあり、暮らしにフィットする住まい探しをスタートされました。

玄関ドアを開けたすぐそばにアトリエ
明るい光が差す作業スペース

家探しに悩まれていたタイミングでオープンハウスで話を聞き、土地購入を決断されたA様。「もともと世田谷区に住んでいて土地勘もあり、同じエリアが良かった」とのこと。通勤アクセスも考慮しながら、ちょうど良い土地に出会うことができたそうです。

旗竿地で駐車場も確保

大幅な間取り変更に驚き

土地購入後、オープンハウス・アーキテクトで設計・建築。「セミオーダー式の注文住宅が最高だった」と嬉しいご感想をいただきました。

「最初は正直どこまでできるのか、不安な気持ちもありました。建具の色を変更するぐらいだとイメージしていたのですが、大幅な間取り変更ができました。セミオーダーのレベルじゃない、と思ったほどです(笑)。一からすべての間取りを考えるのは難しいですし、この注文住宅の形が自分たちにとっては一番良かったのかなと感じています。」

ガラス戸で玄関から明るい光が差し込む
空間の繋がりが開放感を生む
玄関土間に造作棚のシューズクロークを

また今回、長期優良住宅を選ばれたA様。長期優良住宅は、固定資産税の軽減や住宅ローン控除など、費用の面でのメリットもあります。実際にお住まいになって「すごくあたたかい」と気密性や断熱効果を実感されているとのことでした。

ゆったりと寛げるLDK

ワンルーム風のちょうどいい居住空間

家づくりの条件で外せなかったのは、広めの陶芸作業スペース。もともと1階に水回りがあったプランを大幅に変更し、1階は陶芸のための作業場、2階はお二人の生活空間に。18帖のLDKには、ベッドも置けるようにつくられています。

「間仕切りのないワンルームにして、なるべく狭く見えないつくりを意識しました。」

ベッド・ダイニング・キッチンまでひと繋ぎに

高窓で、空間が明るく広がって見える点もポイント。

「図面上では狭く見えていたのですが、住んでみると掃除もラクでちょうどいいサイズ感です。小さいなりに、全てがうまくまとまった家です。」

天窓とロフトで明るく広々とした空間に
キッチンには手作りの陶器をレイアウト

持ち家ならではの理想の作業場ができた

以前はマンションの部屋で、小さな窯を使って作品づくりをされていたA様。持ち家になってからは、陶芸ならではのお悩みが解消されました。

「土を扱うので床がかなり汚れます。以前はフロアシートを取り替えたりで苦労していました」と、A様。モルタル仕上げの床は掃除もしやすく、汚れを気にせず作業ができるようになったそうです。

モルタル仕上げで掃除がしやすく

また、作品を焼いている最中は室内がサウナ状態とのこと。常に換気が欠かせず窓は必須でした。さらに、作品づくりには広いスペースも必要。機材だけでなく、顔料や粘土などの材料から、作業途中のもの、完成した作品まで、全てを一つの空間で保管できるようになっています。

道具や機械がたっぷり置ける広々としたスペース

商業利用ではないため、非居室扱いの部屋で固定資産税がかからないといった嬉しいメリットもあったそうです。ご自分のアトリエを持ったご感想をお伺いしました。

「やっと念願叶って、自分が思い描いていた作業場ができました。都内ではこうした家づくりをしなければ、実現することができなかったと思います。」

自分だけの空間で作品づくりに没頭

撮影当日、実際に陶芸を披露してくださった A 様。繊細な職人技に、思わずスタッフたちも見惚れてしまうほどでした。温かく優しいお二人に寄り添う可愛いワンちゃんにも癒されながら、たくさんお話を聞かせていただきました。

今後も皆さまの幸せな暮らしをスタッフ一同願っております!