INTERVIEW
大きな吹き抜けが
心地よさを生む
ホテルライクな住まい
千葉県木更津市 S様邸
- 建物概要
-
- 所在地
- 千葉県木更津市
- 竣工年月
- 2023年5月
- 敷地面積
- 236.77㎡
- 延床面積
- 145.83㎡(44.02坪)
- 家族構成
-
単身
家づくりはご家族での一世一代のプロジェクト
ご就職をきっかけに、一人暮らしの住まいを検討していたS様。元々は他県で暮らしていましたが、木更津市内で就職が決まったことを機に、ご両親から家づくりのご提案を受けたそうです。
当初は建売住宅を検討していたものの、ご家族での一世一代のプロジェクトとして、注文住宅づくりをスタート。不動産会社で土地購入、設計会社でプランニング、設計会社から紹介を受けて当社へ建築をお任せいただきました。
ホテルライクで美しい、大空間の吹き抜けリビング
間取りはおよそ一年もの長い月日をかけ、じっくりと悩みに悩んで決めたというS様。お住まいも「ホテルライク」をキーワードに、一階LDKを中心にあらゆるこだわりを詰め込みました。
一番に叶えたかったことは、リビングの吹き抜け。大空間を実現するため、二階の間取りを大幅に変更するなど、何度も調整を重ねられたそうです。
普段からハイブランドのアイテムを愛用されるなど、ラグジュアリーなものへ触れる機会が多いS様。
お住まいの素材一つ一つのディテールにも、高級感が表現されています。吹き抜けの壁一面には、光沢が美しい大理石調の黒いタイルを施し、優雅な空間を演出しました。他にも、柱に細かく貼り揃えたエコカラット※など、ショールームやSNSで理想の色・形・サイズを探し、設計士と何度も相談しながら決めていきました。
※エコカラット:調湿や消臭など機能性だけでなくデザイン性も高い、LIXILの内装壁材です。
階段を昇りきった正面にある窓は、当初小窓だったものを全面ガラスに変更しました。スケルトン階段も相まって、吹き抜けの開放感がより強調されています。
新居に合わせて、インテリアもこだわりの逸品をセレクトされました。リビングテーブルは壁面とソファーに合わせた特注品、ソファは設計士おすすめの家具ブランドのものに。バーチカルブラインドは、電動式でスタイリッシュなライフスタイルを実現しました。
空間一体を自分好みにカスタマイズしたことで、S様自身も「リビングで過ごす時間が一番多い」とおっしゃっています。
ラグジュアリーな雰囲気漂う水回り
洗練されたデザインが魅力のS様邸。一般的に生活感の出やすい水回りへも工夫が込められています。
ゆったりとしたラグジュアリーな雰囲気に憧れ、ダブルボウルの洗面を採用。さらにタオル掛けを無くし、ペーパーナプキンを収納できる造作棚に。スッキリとした上質な洗面周りに仕上げていらっしゃいます。
もともとは標準でキッチン吊戸棚がついていましたが、キッチンをすっきりとさせたかったため、吊戸棚のないキッチンを希望されていました。
脱衣スペースの洗濯機置き場上部にスペースがちょうどあったため、そちらへ移動。キッチンの美観を守りつつ、脱衣スペースの収納量を向上させました。
様々な人のアイデアや技術が集約された住まい
S様から今回の家づくりを振り返って、成功ポイントをお話してくださいました。
「自分たちの想いを受け止めてくれる相手に出会えるかどうか」が、家づくりでの重要なターニングポイントだったとのことです。不動産会社と二人三脚で、納得のいくまでプランを練りました。
「不動産会社さんからは、予算内でとにかく自由な家づくりをするならオープンハウス・アーキテクトさん一択だと、薦めてもらいました。他社を選んだ場合は、本当にやりたいこと全てを完璧な形にすることはできなかったと思います。」
オープンハウス・アーキテクトへ建築を依頼することで、費用面だけでなく施工面でもメリットを感じられたそうです。
「設計士さんからは “大工さんの腕が良かったからこの家を建てることができた” と言われました。玄関外の軒裏の木目や、玄関の巾木の下に、玄関ホールと同じタイルが同じ高さで施しているなど、完成後に細部にまでこだわってつくってもらったことに気付きました。」
S様は、元々ご家族と離れて地方で暮らしていましたが、本格的な家づくりが始まってからは、月に一度は神奈川県のご実家に帰って来ていたそうです。
「家族で何かを考えたり、何かに取り組むことはこの先なかなか無いのかもしれないと思いました。だからこそ一緒に家づくりをすることができて良かったです。」
家づくりを通してご家族との絆も深まったS様。新天地でのさらなるご活躍とご多幸をスタッフ一同願っております!