2家族のそれぞれ違う要望をしっかり盛り込んだ2世帯住宅

【物件の概要】
  • No.012 I氏邸
  • 家族構成/母親+夫婦+子供2人
  • 敷地面積/455.00m²(137.63坪)
  • 延床面積/135.30m²(40.92坪)
  • 工法・構造/木造軸組
  • 竣工年月/2009年8月

玄関もキッチンも2つ。ほどよい親子の距離に

「生活リズムの違う2家族がお互い気兼ねなく暮らせるかを一番に考えました」と2世帯住宅を建てたIさん。「答えは玄関もキッチンも浴室も別々にする。こうすると税金面も得なんですよ」とちょっぴり得意顔だ。「母はお正月に親戚が一堂に集まれる広いリビング、僕は朝日があたるダイニングがいいなぁ、妻はカウンターキッチンと要望がバラバラで、初めはどうなることかと。でも子世帯の浴室と洗面を2階にもっていくなど、担当者のアドバイスにも助けられました」。

LDKは一体感がありながら、暮らしにメリハリを生むよう、くつろぎと食事の場を緩やかに分けている

雑然としがちなキッチンの手元がリビングから見えない設計。これなら来客も気兼ねなく迎えられる

日本家屋の伝統的な深い軒や、1階部分の自然石の風合いを再現したサイディング、バルコニーの木調手すりなどが落ち着きを醸し出している外観は、親世帯と子世帯それぞれの意見を採り入れた和モダンなテイスト。手前のノーブルな趣のアプローチは親世帯、奥に見えるのがバルコニーの張り出しが都会的な子世帯。

「朝日の中で朝食」が理想だったIさんは、東側に配置してトップライトも設けたダイニングに大満足

ともすれば暗くなりがちな1階は南側に大開口を設けることで快適な空間に
(この写真のみ親世帯内観)

親世帯とテイストを揃えながら、洋風のドアが若々しい印象の子世帯