特集

2023.05.16

新卒2年目対談:オープンハウス・アーキテクトでの失敗と挑戦と目標と

オープンハウス・アーキテクトでは、新卒入社メンバーは初年度、木造建築もしくは総合建築の施工管理としてキャリアをスタートします。今回は2021年度新卒入社メンバー3名に集まってもらいました。

入社後にどんな仕事を経験し、どんな失敗をして、どう壁を乗り越えてきたのか。今後の目標についてなど、様々なトークテーマで、ぶっちゃけ話を織り交ぜながら、話してもらいました。

Cast

出演者紹介

  • OHD推進部 施工管理(新卒2年目)主任

    篠本 寛太

    2021年新卒入社。自他共に認める「負けず嫌い」な性格を強みに、社内の施工監督ランキングで1位を目指し、奮闘中。

  • OHD推進部 施工管理(新卒2年目)

    隂山 華成

    2021年新卒入社。2年目ながら後輩を教える立場に。育てたメンバーが自分を抜く良い施工管理になってくれることが喜び。

  • 人材開発部 採用担当(新卒2年目)

    犬井 陽平

    2021年新卒入社。現在は、新卒採用担当として主な仕事内容は面接や、説明会の実施、就活生向けのイベントの企画や運営を実施。

──はじめに皆さんのお仕事内容と、お互いの印象を教えてください。

犬井:いま私は新卒採用を担当しています。主な仕事内容は、面接や説明会の実施、就活学生向けのイベント企画や運営などを行っています。

篠本:(犬井)陽平はとにかく明るいです。いつでも何とかなるでしょ、みたいなタイプで。周りにいるとみんな自然と明るくなる感じです。

隂山:いろんな人とコミュニケーションを取って、人の懐に入るのがすごくうまいよね。

篠本:誰とでも分け隔てなく自分からちょっかい出しにいって余計な壁を壊すので、新卒採用担当としては初めましての学生さんが多い中で、自分の性格が活かせているんじゃないかなと思います。

隂山:私は現場監督をしています。

篠本:陰山は強心臓だよね。考えてるのか、考えてないのか、わからないぐらい何も気にしないタイプ。めげないし、誰に何言われても気にしないのは強みだと思う。

犬井:陰山が疲れてるイメージって無いもんな。

隂山:その自覚はあります(笑)。ポジティブ人間なので。落ち込んでたら周りにも伝染しちゃうし、解決策とかを見つけて動かないと失敗も取り返せない。落ち込む姿は後輩に見せられないですからね。

犬井:後輩からも憧れる先輩じゃない?折れずに頑張る先輩が1個上にいると後輩は安心できるよね。

篠本:僕も陰山と同じグループで、現場監督をやっています。

隂山:(篠本)寛太はたくさんの現場棟数を担当しています。社内での施工監督ランキングで1位を目指していて、その想いが数字に表れているから本当にすごい。

犬井:(篠本)寛太はめちゃくちゃ負けず嫌い。同期でリーダーみたいなポジションで、寛太には僕もめっちゃ刺激もらってます。

篠本:小学校時代の野球で悔しい経験をしたことがあって、負けず嫌いな性格はそこからかも。仕事​でも負けたくないし、職人さん、大工さん、上司、誰からも何も言われないぐらい圧倒的にやりたいって気持ちがあります。

──オープンハウス・アーキテクトに入社を決めた理由を教えてください。

犬井:不動産は稼げるイメージがあって。間取りを見るのも楽しかったし、商材は有形のほうがお客さんに説明しやすいので不動産業界に惹かれていました。ある時、オープンハウス・アーキテクトの説明会で成長率のグラフを見て驚きました。建築に詳しくなったら他の営業と比べても強い武器をもてるんじゃないかなと、選びました。

隂山:私は家だったり車だったり、人生の大きな買い物をする仕事に携われたら、自分も大きく成長できるんじゃないかと思っていました。それとオープンハウス・アーキテクトは入社1年目に施工管理をするところに興味が湧いて。私は経済学部出身で建築の勉強は全くしてなかったんですけど、初心者でもできるということで選ばせてもらいました。

篠本:私は特別やりたいことがない中でとりあえず就職活動をしていました。たまたま先輩の紹介でオープンハウス・アーキテクトを知って、面談したら「比べる数が少なすぎるから、他の会社も見て来て」と言われたんです。他社を調べるうちに、オープンハウス・アーキテクトの成長率や昇格スピードの異例さに気付き、入社を決めました。自分の直感じゃないですけど、価値観で決めた感じです。

──入社して学んだこと、成長できたことは何ですか?

隂山:入社してからこれまで50〜60棟ぐらいは担当しました。まだ2年目なんですけど。

篠本:他社に就職した友達に聞いても、担当して動かしてる金額は一番大きいかな。

隂山:やっぱり人生で1番に高い買い物なので、関われる責任が大きい分、成長も大きいと思います。

篠本:僕は去年1ヶ月で12〜13棟ぐらい完工した月があったんですがその時1回、崩れたんですよ。それまで1人で頑張ってきたことに限界を感じて、周りに助けを求めることに。結果、スケジュール管理の方法が大きく変わったと思います。前は1週間先の予定もわからなかったのですが、今は3週間先までスケジュール管理できるようになりました。いろんな現場に行って、仲間の担当現場の手伝いをしながら、自分の担当現場も手伝ってもらえるようになって、だんだんと多くの現場を同時に管理できるようになってきました。ミスをカバーする力も付いてきたと思います。

犬井:僕も1年目は施工管理をしていました。現場で得られる知識は圧倒的に多かったです。新卒採用を担当する上でもやっておいてよかったと感じます。

──入社前と入社後でギャップはありましたか?

篠本:事務処理の多さですかね。現場巡回がメインだと思ってたけど、事務所に帰ってからが本番。段取りが全てなので、夕方からは徹底して事務処理をしています。

隂山:施工管理の仕事は、お客様とのコミュニケーションも大事だということは意外でした。入社前は、お客様対応は営業が行うイメージだったので。オープンハウス・アーキテクトでは、担当した住宅は自分が内覧会をして、お引き渡しをして、その後もサポートします。神経を使う仕事です。

犬井:入社前はブラック・体育会系みたいなイメージがあったんですけど、入ってみたらそんな雰囲気は感じなかったです。「お前のミスは俺のミスだから、ミスしてもいいよ」みたいな感じで引っ張ってくれる兄貴気質の先輩が多いです。若手が挑戦できる環境があって、上司がしっかり見てくれていて、自由にチャレンジさせてくれる。いいギャップでしたね。

──ぶっちゃけ、仕事で大変だなと思うのは?本音でお願いします!

篠本:施工管理は、近隣さんへの対応もあります。軽はずみな一言で、現場が止まっちゃったり、下手したら裁判沙汰になったりすることもあるので、本当に神経を使いますね。その分、言葉選びは少しずつ上手くなってきたのかなとは思います。

隂山:伝え方でお客さんの捉え方が180度変わっちゃうこともあるしね。そこはいろんな先輩にどんな言葉で伝えたらいいかをたくさん聞いて、うまくコミュニケーションをとるように意識しています。

犬井:はじめは大雑把でも許されたけど、どんどん細かさも必要になってくるよね。棟数を追いかけて行くとスケジュール管理することがめちゃくちゃ重要で、大変でした。

篠本:よく言われるのは、ミスしていいのは1年目の特権。2年目以降になったら一人前の扱いだから1年目にどれだけ失敗するかで2年目以降の成績が変わってくるんです。逆に1年目に失敗せず順調にやってきたタイプだと、その後何かあったときに自分で対処できなかったりする。失敗できるうちにたくさん失敗するといいと思います。

──なるほど。失敗できるうちにたくさん失敗する方がいい、と失敗を許容してくれる会社なんですね。皆さんは入社後の失敗談はありますか?

犬井:1年目の話です。とある現場で、うまく段取りができず、職人さんにすごく怒られました。それでも最後まで付き合ってくれて、最後は頑張ったなって褒めてもらったんですけど、監督が段取りを間違えると、大きな影響が出るという実感ができてませんでした。次からは絶対にこのミスをしないでおこうと心に誓ったいい失敗でしたね。

隂山:私はある工事で必要な工程を入れずにそのまま進めてしまい、クロスを外側と中側、全部剥がしてやり直すことに。職人さんや仲間、会社に迷惑をかけてしまいました。

篠本:自分は最近、棟数を抱えすぎているからか、工事の日程を間違えるとか、納期のかかる材料を発注し忘れるという、これまでやったことがないようなミスを連発している最中…。

犬井:それ乗り越えたらまたキャパが広がりそうだよね。

篠本:うん。だからチェックを徹底してる。もうすぐ3年目になるけど、今のやり方に捉われずに進めば、まだまだ成長の余地はあるかなと。

──今後の目標や挑戦したいことを教えてください。

犬井:採用担当としてまずは上司の成果を抜くこと。あとは関西でも採用活動をしたいと考えています。関西出身なので、対面でもっと深く話し合えたらと日々感じています。

隂山:私は2年目になって後輩ができました。部下に教えることの難しさを痛感しています。でも大変だからこそ、この1年で自分がすごく成長できたなって。自分が育てたメンバーが自分を抜くぐらい良い施工管理になってくれることが一番の喜びです。人に教えるのに、知識やスキル、人間力などを含めて身につけていきたいですね。

篠本:自分は施工監督として年間を通じて社内トップの成績を取りたい。自分だけではなく、同じ施工グループの先輩とも助け合って、みんなが社内表彰されるように協力してやっていきたいです。さらに僕らのことを一番よくみてくれているマネージャーが表彰される成果を出したい。みんなで良い成績を出したいっていうことが真面目な目標です。

──最後に…新卒2年目の皆さんの視点で会社を勧めるなら?

篠本:ひと言で言うと「自由」ですかね。やるもやらないも自由だし、お金を稼ぎたいならやればいいし。しっかりやりたい、頑張りたいという人には、いくらでも機会を与えてくれる環境はありますね。

隂山:入社2年目からすぐ後輩が付くくらい、社会人一人前になるのが本当に早い。オープンハウス・アーキテクトに入ることが一人前になる近道だと私自身が実感しています。早く成長したいとか、1人で仕事をできるようになりたい人にはすごく向いてるって思います。

犬井:オープンハウス・アーキテクトに合ってるのは、やる気がある、向上心がある人。あとは誠実さと素直さはすごく大事。みんなそれぞれこれまでの成功体験があると思うんですけど、それが社会に出て通用するかと言ったらそうじゃないことが多い。だから先輩の助言を素直に聞き入れる人の方が成長は速い。会社の成長スピードに付いていくには知識とかよりも、素直さ、向上心、やる気、誠実さ、もうこれに尽きると思う。自分が採用としても意識して見ているポイントです。

篠本:うん、素直さは大事。僕らが言うのが押し付けになってはいけないと思うので、素直に聞く人だったらいくらでも助けるし助言もする。素直さって大事。プライドは捨てないと。

犬井:うん。建築できますとか、好きですっていう人も、もちろん入ってきて欲しいんですけど、未経験でも向上心がある方にはぜひ来てほしい。そして一緒に働いて、会社を大きくして行けたら嬉しいですね!

※インタビューの内容は取材時(2023年3月)のものです。