特集

2023.05.12

女性社員対談:オープンハウス・アーキテクトで働く女性のリアル

建築業界は男性社会というイメージの方も少なくないのではないでしょうか。オープンハウス・アーキテクトは、建築業界に先駆けて女性活躍推進に注力している会社です。現在では、女性の施工管理や管理職も珍しくない存在になりました。実際、女性社員目線からのオープンハウス・アーキテクトとはどんな会社なのか。部署も社歴も異なる4人に集まっていただき、働く女性のリアルを語ってもらいました。

Cast

出演者紹介

  • 採用管理グループ 主任

    井関 夏美

    2020年キャリア採用入社。主に新卒採用の事務関連全般、集客管理や応募学生との面接調整などを担当。大学時代には、バスケ部副キャプテンとして日本一を経験。

  • 工事本部 施工管理(木造建築)

    塩澤 さくら

    ​​2022年新卒採用入社。施工管理として新築戸建の現場監督を担当。小学校4年生から続けたソフトボール競技で、高校時にはキャプテンとして全国準優勝を経験。

  • 工事本部 施工管理(木造建築)

    永柗 南葵

    ​​2021年新卒採用入社。施工管理として新築戸建の現場監督を担当。2021年新卒成績第1位(新人賞)、2022年通期監督成績第1位を獲得。

  • インテリアコーディネーター 主任

    宮下 有紗

    2021年キャリア採用入社。インテリアコーディネーターとして、設計図面の間取りをもとに、お客様と内装の詳細を打ち合わせを行う。前職はIT業界の営業職。インテリアの領域にどうしてもチャレンジしたく、デザインスクールに通い直して当社にチャレンジ。

女性だからとか、若さとか、そういうことは関係なく、やる気と根性があれば評価してくれる会社

――はじめに、皆さんがオープンハウス・アーキテクトへ入社したきっかけや志望理由について教えてください

井関:私は高校・大学時代ずっとバスケットボール部に所属し、日本一を目指していました。オープンハウス・アーキテクトも日本一を目指しているという点に共感して、私も一緒に目指したいという想いで入社をしました。

塩澤:私は大学までソフトボールを経験しました。同じように日本一を目指す会社で自分も成長し続けたいと思いました。高校時代に全国大会まで行きましたが、まだ一番はとれてないので、オープンハウス・アーキテクトで一番を取りたいです。

永柗:私は正直、最初は何も考えずに就職活動をしていたんです。企業説明会で登壇したオープンハウス・アーキテクトの女性の採用担当からすごい熱量が伝わってきて、そのインパクトに惹かれて選びました。

宮下:私、本当は大工さんになりたかったんです。でも、いきなり大工さんになるのは難しそうだったので、インテリアデザイン系で働きたいと思っていたところに、ご縁があって入社しました。

――建築業界は女性比率が少ない業界だと思いますが、実際に働かれてどうですか?

永柗:実際、女性だからとか、若さとか、そういうことは関係なく、やる気と根性があれば評価してくれる会社です(笑)。私は新卒1年目で施工管理として新人賞をいただき、その半年後には「監督成績第1位」を獲りました。

塩澤:現場ではいろいろ問題も起こりますが、その都度、大工さんや職人さんと一緒に考え一緒に作り上げていくところが好きですね。性別に関係なくチームとしての一体感があると感じています。

永柗:塩澤さんの言うとおり、人との関わりの大切さを実感できるところがこの仕事の醍醐味です。私が監督1位をとったとき、役員の方から直接メッセージが届きました。ちゃんと社員を見てくれているんだと、すごくやる気になりました。

宮下:インテリアコーディネーターは逆に女性が主役の職場です。お客様の夢を叶えながら、さらに施工管理に迷惑をかけないよう取り纏めるポジションです。そのバランスや調整が難しくもあり、楽しいところかなと思います。

井関:私はバックオフィス業務なので事務処理系が中心です。でもオープンハウス・アーキテクトはみんな、何かをしてもらうと「ありがとう」「いつも助かるよ!」と言ってくれるようなメンバーばかり。大変なときはチームで一緒に戦っているんだ、頑張ろうと思えます。

オープンハウス・アーキテクトが女性監督という存在を、普通の存在にしてくれている

――入社前と入社後で何かギャップはありましたか?

塩澤:大工さんはやはり男性社会ですし、業界的にも男性が圧倒的に多いです。むしろオープンハウス・アーキテクトは女性監督と男性監督の区別がなかったことがスゴイなあ、と。社内というより世間とのギャップはありましたね。

永柗:友人にも「なんで施工管理を選んだの?」ってすごく聞かれましたね。でも実際は、毎日いろんな現場に行けて飽きることはないし、女性だからという理由でできないこともない。“女性が輝ける仕事の一つ”に挙げてほしいくらいだと友人にも話しています。

井関:最近、学生さんと話していると、オープンハウス・アーキテクトは「性別や年齢を問わず活躍できる会社だ」と少しずつ認知されているように感じます。業界のなかでもオープンハウス・アーキテクトの特徴として広まっているのだなという印象がありますよ。

宮下:私は職種的に全員が女性の職場なので、ギャップは全然なかったですね。むしろ、住まいづくりは女性が主導することが多いので、女性だからこそ活躍できる面も多々ありますよね。

――女性だからこそ活躍できることとは、例えばどんなことでしょうか?

宮下:インテリアや水回り、色や雰囲気に関しても、女性のお客様の方がこだわりが強く、打ち合わせをしていても、「これ、いいですよね!」と女性同士で盛り上がることが多いです。お客様と同じ目線を持てることは強みだなと思います。

塩澤:細かいところまで気がつけるというか…例えば大工さんが「このくらいいいだろう」と判断しちゃうときに「いや、そこの納まり、もっと拘ってください」とお願いすることも多々あります。

永柗:やっぱり女性は1つ1つが細かいですよね。男性監督が見落としていた部分を見つけることもよくありますし。お客様の夢や拘りがわかるからこそ、大工さんに女性目線で指示を出せて収まりを相談できるとか、そういう点はやはり強みかなと思います。

塩澤:ちなみに永柗さんは今、入社2年目で半期で40棟の現場を担当しているんですよね。私は今、1年目で22棟の現場を担当しています。どうしたらそんなに多くの棟数を担当できるようになるんですか?

永柗:できないと思ったら、キャパオーバーになる前に上司に相談することかな。できないならどうすればいいのか、一緒に考えてもらえばいいと思います。私のいまの目標は年間で70棟の完工をさせること。いま上司と一緒に計画を立てて進めています。

塩澤:ひえ〜すごい!勉強になります!

――皆さんからあえてオープンハウス・アーキテクトに対して何か要望や改善点をあげるとするなら何がありますか?

宮下:インテリアコーディネーターの仕事は基本的にはデスクワークが中心。でも現場を知らないとわからないことも多々あります。だからもっと現場とのコミュニケーションを増やすことと、私たちが現場を見に行く機会がもっと増えるといいなと思っています。

塩澤:施工管理としてはやはり現場に専念したいんです。だから現場監督の事務負担を減らしてほしい!ということが私の願望であり、日々の大きな課題です(笑)。システムを強化したり、事務担当の方がもっと増えると嬉しいなあ。

宮下:確かに。もう少し一人ひとりの業務負荷が減ったら、もっと社内のコミュニケーションが活発になり、会社としてもより良いモノづくりができるんじゃないかなって思います。

オープンハウス・アーキテクトで出会えた目標や夢とは?

――皆さんの今後の目標について教えてください

永柗:まずは現在追いかけている半期で40棟の完工をやり切ること。さらに年間を通じては70棟完工をやりきるという目標を立てているので、今はそこに向かって邁進するのみですね。

宮下:私はオープンハウス・アーキテクトのインテリアコーディネーター部門をもっと盛り上げたいです。私たちインテリアコーディネーターはお客様の夢が広がる瞬間に立ち会い、そのお手伝いがでいるキーパーソンだと思うので。

そのために、営業や施工管理の皆さんとのコミュニケーションラインを構築して、「宮下さんのコーディネートだったら大丈夫だよね」という感じで現場が進んでいくようになることがひとつの目標ですね。

井関:私は今、オープンハウス・アーキテクトの戦力拡大(採用)における重要な役割を任されている責任があると思って日々の業務にあたっています。就職活動中の学生さんにとってはオープンハウス・アーキテクトの顔とも言える、新卒採用の窓口になっているため、より良い印象を持っていただけるように、スピードと丁寧さには細部までこだわっていきたいなと思います。

塩澤:入社前から「3年目でマネージャーになりたい」という目標があります。これはまだ、女性監督が達成していない記録でもあるので。その前段階として新人賞も狙っています。永柗さんの去年の棟数を越えた記録を達成して、オープンハウス・アーキテクトという会社自体が毎年成長しているところも見せられたら嬉しいです!

永柗:頼もしい!実は今日、塩澤さんと会えるのを楽しみにして来たんです。実際に話してみて、きっといいライバルになれると感じました(笑)。

塩澤:嬉しい…がんばります!

――最後にオープンハウス・アーキテクトに入社を検討している女性の方へメッセージをお願いします!

永柗:私は文系出身で、入社後2か月間の500時間研修で聞く専門用語の多さに、はじめは何のことを言っているのか、わからないことだらけで不安でいっぱいでした(笑)。でも、いざ現場に出て大工さんや業者さんに挨拶まわりを始めると、もともと人と話すことが好きな性格なこともあり、すぐに「この仕事って楽しい!」と思えるようになりました。施工管理に一番必要なものは「コミュニケーション力」だと思います。だからこそ今は、施工管理こそ女性にピッタリの仕事だと思っています。ぜひご検討ください!

井関:オープンハウス・アーキテクトの新卒採用がよりパワーアップしています。会社のリアルを見ていただくための現場見学ツアーをはじめ関東・関西でも懇親会などを早い段階から実施していきます。こうした機会を通じて、入社後のギャップを少しでも縮められたら嬉しいです。管理部門も女性より男性比率が高いとはいえ、パワフルな女性メンバーもたくさんいます!これからも、女性活躍推進を共に実現していく新たなメンバーに期待しています。一緒に頑張っていきましょう!

※インタビューの内容は取材時(2023年3月)のものです。